美肌のために高額な基礎化粧品をラインで揃えている女性は少なくはありません。
化粧水や乳液や美容液やクリーム、またパックなどをメイク落としや洗顔の後につけてケアをする人が多いです。
しかし数が多いので、例えば疲れている方や幼い子供がいる方などはなかなかケアがし辛いともいえるでしょう。
キレイな肌を目指すには、数種類の基礎化粧品を使う必要があるのでしょうか。
答えはノーです。
シンプルなスキンケアでも充分に効果を発揮し、また肌本来が持つ力を引き出してくれるスキンケア用品も存在しています。
IPSコスメティックスはそれを叶えてくれるでしょう。
IPSコスメティックスのスキンケアは洗顔後、1ステップのみのケアで終了です。
これまで複数の基礎化粧品でケアを行うことに慣れている人からすると驚きかも知れません。
しかしIPSコスメティックスはエッセンスの中に肌を内側から回復させてくれる美容成分を配合しています。
そのためこの1ステップのみで大丈夫なのです。
時代によって進化してきたスキンケアの歴史
スキンケアの手順や時代は地域によって大きく異なりますが、20世紀になり全ての女性がスキンケアを
行えるようになりました。
そして1960年代には洗顔をし、化粧水をつけ、保湿という流れが生まれたのです。
また、16世紀と17世紀には、ハーブやアルコールなどの天然成分がスキンケアやメイクに使われていました。
古代エジプトでは、エッセンシャルオイルを使用した独自のクリームを作っていました。
古代ローマでは天然成分である植物の種子やはちみつを使い、フェイススクラブで肌を滑らかにする方法が
好まれていました。
このように、いつの時代でも、女性はスキンケアを通して美しくなりたいという想いを抱いていたのです。
現在では、スキンケアのために、洗顔・ミセルウォーター・化粧水・美容液・ナイトクリーム・
フェイスパック・アイクリームなどの様々なケアを行っています。
これらを習慣化して使用する女性も少なくはありません。
時代の変遷により、女性のスキンケアは多くの用品や時間を割くようになってきました。
また、女性の年代が変わるにつれて、使用する用品は再度変化をしていきます。
基本的なスキンケアの歴史が始まった1960年代と比べ、スキンケア用品が多く求められ、使用されるようになりました。
シンプルかつ効果の高いIPSコスメティックスのエッセンス
シンプルなので肌本来が持っている力を引き出してくれるのも、女性にとって嬉しいことだと思います。
IPSコスメティックスを使うことでプルプル肌になり、またケアも楽なので使い続けやすいでしょう。
沢山のステップがあると毎日続けるのもおっくうになりがちです。
なかなか全部を毎日同じようにはいかないもの。だから1ステップというのは続けるのにも有効です。
最近の女性は忙しいです。出来るだけ時間短縮できることは短縮したいものです。
IPSコスメティックスを使って、上手に時間を使いたいものです。
化粧品の成分構成
現代の化粧品はどのように構成されているでしょうか。
まず化粧品にはベース成分というものがあります。これが全体の70パーセント以上を占めますから、
ここを見ると感覚的にはほぼ理解できると思ってもいいかもしれません。
時にはそれだけで製品全てが構成されているということもあるのです。
ベース成分は各々の製品の、液体なら液体、固体なら固体の形を構成させている成分といったイメージです。
スキンケア製品だったら液状やゲル状、乳化物として成り立っているものが多いですが、
そのような見た目や質感を成り立たせている基材がそれに当たります。
この成分には、水性成分、油性成分、界面活性剤、顔料や粉体といった種類があります。
水性成分には、水やアルコール類が用いられます。
これらは、その中に色々な物質を溶かし込む可溶化剤としての働きや、溶かし込んだ物質を肌に浸透
させることを促す役割を果たします。
また、アルコールについては保湿、保水の性質や、抗菌、防腐効果もあるので、肌を清浄に保ったり、
守ったりしてくれてもいると言うことが出来ます。
油性成分には炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エーテル、エステル、ロウ、シリコンなどが使われます。
炭化水素は炭素と水素のみで構成される物質です。
そこにカルボキシル基がついたものが脂肪酸、ヒドロキシ基がついたものがアルコールですが、その際炭化水素中の
炭素数が一定以上多いものが高級脂肪酸、高級アルコールと呼ばれています。
そのため、これらの物質が使われているからと言って、例えば化粧品を作る材料に値段の高いお酒が用いられるという
意味にはなりません。
これら三つは乳化やそれに関わる性質があるので、乳化剤として、あるいは乳化物の構成のために用いられます。
油脂は実生活上油脂と呼ばれているそのものを思い浮かべてみるとイメージしやすいのではないでしょうか。
植物性、動物性ともに用いられ、肌にふたをして水分を閉じ込めてくれたり、固くなっている肌を柔らかくして
くれたりする効果があります。
ロウも油脂と言えば油脂なのですが、一般的に化粧品で油脂と言っているものはトリグリセリドという人の皮脂に
含まれる成分にまつわるものを言い、ロウは高級脂肪酸と高級アルコールに由来されるものという違いがあります。
ロウと聞くと蝋燭のことかと思い、不思議かもしれませんが、くくりとしては本当にそれで合ってはいます。
ただ、化粧品用にはホホバ種子油、ミツロウ、ラノリンが使われていて、光沢やツヤ出しなどの効果を発揮します。
肌を守る「天然保湿因子」ってどんな物質?
ここで、肌が持っている本来の力にも目を向けてみましょう。
肌には、表皮の角質層に存在する天然保湿因子、NMFと呼ばれる成分があり、これによって水分が保持されています。
NMFは大部分はアミノ酸であり、残りは有機酸やミネラル塩などです。
人に本来備わっているものですが、外から補うこともでき、そのようにすることや、NMFが生成されること
そのものを促進することでも肌本来の力からうるおいを保つことが可能になります。
また、NMFをサポートするのと同時に肌のバリア機能改善成分というものにも目を向けると効果的です。
実はNMFが含まれる角質同士など、肌の細胞間に隙間があると、肌は水分が蒸発して乾いていってしまいやすい
ことが知られています。
健康で美しい肌には、この隙間に細胞間脂質などがあってこの現象を防いでくれています。
これが肌のバリア機能と言えるものです。
そのため、肌のうるおいを保つためには、そのような隙間を埋めてバリア機能を改善、保持
することも有効になります。
そのため、しっかりと肌に水分を補うとともに、NMFやバリア機能改善のための成分も意識した
化粧品選びができるととても肌のためになるでしょう。
その際、肌への水分補給のときには保湿をしてくれる成分に着目して製品選びをすると思いますが、
厳密に言えば保湿成分にもNMFの働きを補ったり肌のバリア機能を保護する作用をしたりという要素もあります。
バリア機能の改善ではなく保護ということで、より積極的なアプローチとは少し異なりますが、
製品の性質を細かく考えて選びたいというときには、そのことも考慮してみるとよいでしょう。
まとめると保湿に関わる成分は基本的に、肌の角質層を柔らかくすることで肌が水分を取り入れやすくする
働きを持ちますが、それに加えて、NMF機能のサポートにより角質層中の水分量を増加させることや、
バリア機能を保護することにより肌表面に皮膜を作り、水分をそこに留める働きが含まれる場合もある
ということになります。
肌表面に水分を留まらせるというと油脂の作用がよく思い起こされるものですが、水性の成分でこのように
言える働きをするのが実は保湿成分でもあるのです。
そのように一口に保湿と言っても色々種類があり、いくつか異なった機能性を備えているものですから、
肌本来の力を引き出しつつ水分補給をしたいという場合は、どの種類の成分を用いるかにも注目してみる
こともよいことです。